腰痛の原因は”悪い姿勢”じゃない本当の理由

投稿者: | 2020年12月10日

以前に腰・椎間板の負担というのを書きました。今回は背もたれに深く腰掛けた状態について報告されたお話です。姿勢の椎間板の負担、いくつかの姿勢のときを計った報告でしたが、立位が100として座ると負担数値が上がっていましたね。中に、座って深く腰掛け後ろに寄り掛かる報告があります。一般的に腰に悪い姿勢といわれていますが、立っているときよりも負担が減少していたらしいです。

椎間板の圧力=身体の重さ・物+筋収縮、姿勢を保つためにグッと収縮していなければならないというこの2つが合わさって椎間板の負担ですね。深く座ってもたれ掛かかると、重さ的には分散され、筋肉の収縮では寄り掛かるのでなくなり、両方下がると椎間板の圧力も下がったというデータなのでしょう。

椎間板・筋肉・靭帯等色々なもので支えています。悪い姿勢といわれているときでも椎間板の圧力は減っている、いい姿勢でも椎間板の負担は増えているということ。いい姿勢でいても、同姿勢での継続は血液の循環の不足なども大きな要素になり不調になりやすくなってくる。一般的にいい姿勢・悪い姿勢の持続があり血流が下がって…が重なり合わさって腰痛になってくるのでしょう。浅く座って背もたれにもたれると重力に影響され腰への負担が増します。