動脈硬化を予防するポイント

投稿者: | 2020年12月24日

動脈硬化とは動脈の血管がかたくなって弾力性が失われた状態、内壁がコルステロール等の脂質の沈着(プラーク)等により肥厚し硬化した状態のことです。
血管は内膜、中膜、外膜の3層からなり、脂質が内膜の中に入り込んで肥厚していくという状態。これが段々と血管を狭くしてしまい血流が低下して、血液の中の成分が詰まりやすくなりかたまり血栓ができやすくなります。こういう状態になってくると内膜は傷つきやすく、引っ掛かりやすく、そこから血栓ができやすくなります。育ってきたプラークの表面が破れ中から出てきて血栓ができてしまいます。それぞれ血栓ができやすくなって、これが流れて行って詰まれば心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
動脈硬化は10代から始まって積み重なり、40歳過ぎ頃に症状が現れ始める生活習慣病です。10代から始まってるんですね。色々な食生活、化学物質を取り入れたり、良質でない油など影響の因子になってるのでしょう。そのなかで、5つの危険因子(高血圧症、高脂血症、肥満、喫煙、糖尿病)を持っている方は動脈硬化が進んでいるといわれています。その他の因子としては、ストレス・運動不足・食生活の乱れ・毎日の飲酒・慢性的な睡眠不足・睡眠時無呼吸症候群・骨粗鬆症などいわれています。因子をみてみると普段の生活からこういう状態になる生活習慣病があり、これを持った方が動脈硬化になりやすいと。今の日本の死因ベスト3は癌、心疾患、脳血管障害で、生活習慣は日本の死因の2位3位に繋がってきています。

症状が現れるときは突然で、生活習慣を見直さないといけませんね。
わかってはいるけど………なかなか…(^^;