どうして太るの?!肥満の原因を紐解く

投稿者: | 2021年1月28日

サーカディアンリズムというエネルギーの代謝というものを前回しました。そこに関係ある筋肉とエネルギーについてです。

筋肉というと運動や身体を支えるというのと、もう一つ、体温を作り出すというポイントがあります。体温を作るにはエネルギーを燃やして体温を作るということです。
肥満のきっかけとして多くみられるのが、筋肉量の減少になってきます。太るのは年齢のせいだから仕方ないなんてよくいうのですが、これも筋肉量が減少しやすくなる年齢とともにという特徴があるのも関係しています。筋肉量が減るということは、代謝が落ち、体温維持が困難になってきます。熱が生まれない維持しないととなってくると脂肪を付け足すというサイクルとなり、過剰になると肥満につながってきます。
もう一つ、安静時代謝量というのがあり、安静にしているときの代謝で基礎代謝でもいいと思います。このエネルギーを使うところの臓器ベスト3は①筋肉22%②肝臓21%③脳20%です。筋肉量が増えれば基礎代謝量が上がり、少ないと安静時代謝量も低く内臓脂肪が多いということも確認をされています。
基礎代謝の22%なので、筋肉を動かしたら劇的に脂肪を代謝できるかといえばそうではありません。筋肉の特徴は年齢・不使用で筋肉量は減っていきます。ただし、他の臓器に比べ運動で増やすこともできる、細胞が増やしやすいということが大きな特徴です。データ的、エビデンス的にも年齢に問わず高齢でも筋トレ・運動していくと付くというデータも挙げられています。他の臓器に比べ使えば使うほど細胞が増えて増してくるというところになってきます。そうると活動時のエネルギー消費量を増やせるということになってきます。

もちろん年齢や体質、季節、環境、食べ物…もありますが、やらないより、どんどん衰えやすい、だからこそ、この寒い時期、今が筋トレお勧めになってきます。