睡眠不足解消

投稿者: | 2021年8月29日

季節の変わり目は、なんだか寝付けない…なんて夜も多いのではないでしょうか。睡眠に入る前は体温を下げるために身体が火照るのでその身体の火照りで寝付けず睡眠不良になる人がいるんですね。寝つきが悪く良質な睡眠をとることができないと、疲れが取れなかったりストレスが溜まってしまい身体の不調だけでなく心の不調にもつながってきます。

AVA血管を冷やして深部体温を下げて、熱中症対策や不調に有効だよというブログを書かせていただきましたが、AVA血管は手の平だけでなく他の多くの部分にも存在していると研究でわかってきているらしいです。足の裏と頬にも存在しています。動物でも毛のあるところは保温、無いところは熱の調節というところでしょうか?うまくできていますね。こういったところを普段うまく活用し、倦怠感や不調を少しでも改善できればと思います。

睡眠の改善

体温は1日に変動しています。寝るときは低く、朝方が一番低いのですが、入眠に合わせて体温が下がっていくことで良質の睡眠リズムが得られます。あかちゃんの手足を触ってほてってきた、眠くなってきたのかな?お母さんは知ってたのかでしょうか?あかちゃんは自分で眠る準備を作っていたということですかね?現代社会では自律神経の乱れで交感神経が活性していると体温が高くなりがちです。入眠に対しても下がらない、そのまま入眠、質が悪いにもなってきます。改善として深部体温を下げることで睡眠が良質になるのではないでしょうか。

スポーツでの活用

スポーツをして深部体温が上昇しすぎると、体力の消費、脳の機能低下(判断力などの低下)に繋がります。運動前のプレクーリング(深部体温が上がり過ぎないように初期からしておく)や運動中のクーリング(冷やせるものを用意しておく)運動後のアフタークーリング(体温を適度に下げると身体の負担軽減・回復の促進)が大事です。スポーツ界では既に取り入れられて取り組みが始まっています。競技によりハード差、温度の上がり方も違いますので、ウォーミングアップで循環を良くし、深部体温は上がり過ぎてはよくないというバランスを研究で導入されてきています。

深部体温が上がり過ぎないように保ち、不調改善やパフォーマンスを上げましょう。