身体の免疫アップ法

前回は「数的」な条件からウィルス対策について書きました。今回は「質的」な条件についてです。戦闘力（質）を上げるということです。

一つは新陳代謝です。免疫の細胞達も常に新陳代謝を繰り返して新しく入れ替わっています。それには新たな免疫細胞を作り続ける材料（栄養素）の供給が必要です。いかにいい栄養素、バランスのとれたものを入れるかが必要です。次にその作ったものを運ぶということが必要です。何が運んでいるのか？それは血液が酸素や栄養素を運んでいるので循環が必要です。また循環により、免疫の細胞同士、情報、連絡を行っています。循環をすることにより連絡が行き届いて身体の免疫が上がるということになります。それでは、免疫を上げる、循環を上げるにはどうすればいいか？日常であるなら適度な運動や入浴で体温を上げることで血液の循環がよくなります。
もう一つは自律神経のバランスです。交感神経、副交感神経の一方が緊張し続けると、いづれの場合も免疫能力が落ちます。適度な緊張（日中：交感神経優位）、リラックス（夜間：副交感神経優位）のメリハリが重要です。どちらに傾いてもよくないというのがポイントです。現代社会において、食事（糖）の取り過ぎ、ストレスなど、どちらかというと交感神経よりになりやすいかもしれませんね。