マスク生活による熱中症の対策

投稿者: | 2022年7月1日

頭痛と熱中症との関係。熱中症とは熱が体内にこもってしまって発生します。現在のマスク生活は呼吸のショートサーキットが起き、酸素不足・二酸化炭素過多の状態になり頭痛になる、また体内に熱があわさったなかで重なりさらに頭痛になりやすいというふうになります。
マスクをしている部分なんですが、顔部分には体温調節機能が付いています。顔全体には体温を逃がす・調節するための特殊な血管(AVA血管)が多く分布しています。そこをマスクで塞いでしまうことになりますので、温度を逃がすに逃がせなくなってきます。マスクを外せない場面が多々ありますので、マスクを外せる場面を作れることに越したことはないですが、これからは薄い色のマスクや冷感マスクの使用もいいと思います。肌荒れとの関係もありますが霧吹きで少ししめらせるといった工夫もいいかもしれません。ジョギングなどマスクを付けたままの運動はショートサーキットで体温上昇熱中症の要素がさらにアップしますので、できれば外した方がいいと思います。
特殊な血管(AVA血管)は顔以外の場所にもあり、特に手の平・足の裏に多いといわれています。冷やし過ぎても脳が冷たいと感じて逆効果になる可能性があり、スタンフォード大学の教授の研究報告では12~15°Cが最適になっています。具体的には冷えたペットボトルに、タオルで巻いて持つ等で行うと良いくらいでしょうか。手足を冷やす・マスクの調整などで頭痛・熱中症にならないように、暑い夏を乗り超えましょう。