姿勢2

投稿者: | 2019年3月31日

首の部分が後ろへの反りがなくまっすぐになっています。これをストレートネックと言います。大半のストレートネックが猫背に起因し、猫背の特徴として、胸椎の後湾が強いというものがあります。胸椎の後湾が強くなると必然的に頭は前へ出てきます。その時点でストレートネックの完成です。
ストレートネックは肩こり、頭痛、目の疲れを引き起こします。この状態が長く続くと頸椎での圧迫が原因で手の痺れなどの症状、脊髄関連の病気なども起こりますし、頸椎の隣接する延髄が支配する自律神経系の疾患のリスクにもなります。また、肩の血流の悪化も招くため、脳梗塞のリスクも高まります。ストレートネックを放置することで、寿命が縮まることは間違いなさそうです。
ストレートネックは猫背に起因し、猫背は骨盤が後ろへ倒れることで起こります。骨盤矯正以外でもストレートネックを改善する方法はありますが、全て一時的に改善するのみで根本的な解決にはなりません。猫背が起因している以上、骨盤の位置を正しく矯正しないと背骨のラインは変わらないのです。ストレートネックは長時間のデスクワークを業務とされる方に増えている様です。
鏡に対して横向きに立ち背骨のラインから頭が前に出ていればストレートネックの疑いが…。確認してみてくださいね。