マスクが”脳に悪い?”理由

投稿者: | 2020年7月2日

口は消化器の一部であって食べ物を食べていくという役割が主であって呼吸器ではありません。呼吸は鼻からというのを以前ブログでも書かせていただきました。鼻には鼻毛というフィルター・加湿・温度調節機能、そのための機能が備わっていて、その装置を通していくことによって肺で酸素と二酸化炭素のガス交換効率を上げる設備が身体には備わっています。口呼吸では酸素のガス交換効率が下がり代謝が上がりにくくなってきます。冷え性、太りやすい、低体温など免疫が下がる原因の一つに関わってきます。
解剖学的には脳への影響も考えられます。脳というのは非常にたくさんの糖を使う場所であって、それを燃やす酸素をたくさん使う場所でありますので酸素のガス交換率が悪い身体であると、脳の酸素供給の低下、機能の低下してくると集中力の低下になってきたり、子供では学習能力の低下、成績が伸びずそのまま発達が…、高齢者では認知症のリスクが上がります。このように直ではありませんが鼻呼吸、口呼吸のところからのリスクが上がってくると段々と身体に影響出やすいということがいえます。
改善点とすれば、以前レモンや梅干しなどの反射を使うといったことを書きましたが、ガムを噛むということ。これも以前鼻呼吸のところで書いています。機械的反射作用ですが、機械的刺激によるところでガムを口に入れると口腔内の三叉神経に刺激が入り、唾液の分泌になり口を使うことで呼吸しにくく鼻からすることになります。気を付けたいのが、添加物、糖分過多ににならないように種類を選ぶということ。飴も機械的刺激にはなりますが、糖が多すぎ、多くなると交感神経がガッと上がり、無くなると下がり自律神経が乱れる原因にもなります。

飛沫させない、受け取らないためのマスクの普段の使い方、必要なときは着け必要以外は外すというような口呼吸にならない鼻呼吸がしやすい環境というのをしていくのが必要です。