妊娠中・産後の身体の変化

投稿者: | 2021年10月21日

出産後の変化
①腹直筋の影響
物理的にお腹の中で胎児が育っていくと腹直筋が引き延ばされ続け弱化します。腹圧低下により内臓が下垂・前に出てきます。
②子宮の大きさ
赤ちゃんが育ちますので子宮が大きく膨らんできます。
③ホルモンの影響
満腹感を与えるレプチンの分泌が減ります。赤ちゃんに栄養を与えなくてはいけないので、ホルモンで調整して赤ちゃんに送れる状態を作ってるわけです。これが残っている状態が産後という状態です。
④ストレスの影響

これが徐々に時間をかけて回復していくわけですが、
①腹直筋の伸び
約1年くらいで元に戻る
②子宮の大きさ
約6週くらい
③ホルモン
女性ホルモンのエストロゲンが出てくるとレプチンも出てくるという関係性もあるといわれています。個人差があると思いますが、授乳回数が減るにつれて食欲も治まることが多いらしいです。

こういった要素で回復というのがでてきますが、心の中では早く腹筋などしたいと思われるかもしれませんが、産後すぐはダメ!産後6~8週は身体の回復を最優先にしましょう。腹筋や運動ですが、まずは使えるとこるから引き締めたり、力をグッと入れるところから始め、子宮とか回復をみて、出産の仕方とかにも影響されますので、あわせて徐々にやっていき、腹筋など筋肉をつける運動をだいたい1か月でしょうか?検診とかありますよね、問題無しとかなりましたら徐々に強度を上げていくというやり方にしましょう。臓器の回復というところもふまえれば半年から1年、ホルモンとかも考えながら理解をして主治医さんに相談しながら強度を上げていくということが大切です。