夏のよもぎ蒸し

投稿者: | 2019年8月23日

私たちには基礎代謝というものがあります。基礎代謝によって栄養素から活動エネルギーを作っています。その中で体温の維持というのがあるのですが、体温維持は基礎代謝の75~80%の熱量を使用しています。
哺乳類、人間は恒温動物で四季など外部環境に関わらず自らの体温を一定に保つことができる動物です。気温が高いと、自分で作る熱・基礎代謝量が少なくなります。暑い、ダルイといって活動、運動低下し、元々自らあげなくていい、熱を生まなくていい状態と、運動、活動で熱が上がらない状態が重なる時期でもあります。ということは、体温維持に使う熱量は夏になると減るということになります。夏の方が体は冷えやすい環境であり、下がったのを上げるということを抑えられている状態で、一度冷えると温まりにくい体質になりやすいことにもなってきます。
また暑いときは、冷たいものを食べたり、飲んだり、噛まずに流し込んだりするものを取りがちですが、胃腸に負担、栄養不足がちになります。栄養不足になると熱を作る回路が低下し、エネルギーバランスを考えると、炭水化物を取りがちな夏の方が太りやすい環境であるともいえます。
日常ストレス+外部環境(暑さ寒さ)により自律神経の乱れから体調不良を起こしやすくなります。外部環境や食事のバランスが大切です。

室内外の温度差で体調を崩さないように。外は猛暑ですが、冷房や冷たい物の取りすぎ、汗冷えなどで内臓は冷えています。身体のだるさ、むくみ、冷え、不眠など、夏独特の不快症状はよもぎ蒸しが効果的です。