筋疲労と姿勢・動作の関係

投稿者: | 2021年8月28日

背中が丸まっていつも猫背、スマホのしすぎで首が前に出てしまっている、体重が前にかかる癖がありふくらはぎがパンパンに張るという自覚症状のある方は暑い夏に気を付けてください。こむら返りです。普段から癖がついている姿勢なども大きな原因の1つなんです。

立って、耳、肩、外くるぶしより2cmほど前に重心が揃っていれば立位といわれています。猫背になっつてくると頭が前にズレ足の重心も前にズレてきます。常にふくらはぎは伸ばされた状態、足底も伸ばされた状態になり疲労してつってしまうのです。足関節も動かしにくく、筋収縮もしにくく血液循環も低下しやすくなります。O脚・O脚変形で外側に持続的な伸展力がかかり前脛骨筋の疲労でつりやすくもなります。歩行では足関節も動かしにくいので歩幅が小さくなり、進んでくるとすり足状態にもなってきます。そうなると循環不良・疲労が溜まりつりやすくなります。

立位では重心線を意識し足の甲の付け根を意識する、足関節を使うことで筋紡錘・腱紡錘を活性させる、歩幅を普段より大きく意識するというふうにしてください。歩幅を大きくするには股関節を上げて、膝を上げて動こうと意識してみてください。