マスク生活に潜む病気のリスク

投稿者: | 2022年1月27日

現在マスク生活が余儀なくされていますが、マスク生活で起こりうる酸素量の低下と口呼吸のリスクが高まっています。解剖学的には鼻からするのが呼吸です。バイ菌が入らないよう鼻毛があったり、鼻の粘膜にせん妄という毛のようなものがあり、細菌など除去する仕組みが呼吸の仕組みになっています。マスクをしてて、つい苦しく口呼吸になってくるとこの除去装置が無く様々なリスクに繋がる恐れがあります。①細菌など含んだ空気を体内に取り込みやすい②口腔内が乾燥しやすく、細菌が増殖しやすい。虫歯や歯周病、口臭の原因・悪化。③口が開いたままであまり動かさない状態になってくると口周りの筋肉が緩み、首周りの筋肉も落ちてきて老化の現象であったりイビキの原因にも繋がってきます。

口呼吸予防のポイントは舌です。舌は筋肉の塊で、解剖学的に形状では上に上がっていることが正しい位置らしいです。上顎の裏に舌がくっついていることで口が閉じて喉・顎も上がります。これが衰えることで下がってきて口呼吸になりやすかったり、見栄えもありますけど老化現象ですね、喉も落ちてきます。

マスク生活の今というのは、こういったことが起きやすい状態になってきていますので、舌を上げているという意識や、あっかんベー等の体操や食べるときにいつも以上に咀嚼を増やし、舌を使うという意識をすることが対策のポイントになります。